12月11日開催:『第9回種を蒔く人のお話を聴く会/Listening to Seedfolks 』のご報告

 

 活動報告「第9回 種を蒔く人のお話を聴く会/Listening to Seedfolks~芳島昭一さん& RHEP(難民高等教育プログラム)大学生」

 

1211日、ご参加くださった皆さま、ありがとうございます。

皆さまのご協力に感謝致します。今回はRHEPの学生さんに安心してお話いただくため、写真撮影は行わずに会を進めました。

 

◆参加人数:20

 

◆ドネーション額:25,610円(第7SDGs勉強会のドネーションと合わせて)

・国連UNHCR協会様へ25,610円をお送りいたしました。

 

◆参加者の皆さまのお声

・安心して暮らせない母国を離れて、新しい場所で生活していくためのチャレンジを重ねられた体験のお話、また今回ご自身についてお話下さったことから、勇気と励ましをいただいたとともに、難民支援のお仕事の大切さを改めて感じさせていただきました。ありがとうございました。

・とても勇気と元気をいただきました。また是非、お話を聞きたいです。

・ありがとうございました。私も頑張ってみます。

・学生さんのお話が特に興味深かったです。これから大きく育ってくれたらいいなと思いました。

4年前にシリア難民のことを支援する元シリア支援団体サダーカの田村雅文さんが出演されたTV番組をきっかけに授業をしたことがあります。その時、今日出てきたアイラン・クルディ君(2015年、3才)の写真も使いました。そのことを思い出しました。難民問題としては、ウシュマルさんの問題もあります。なぜ、日本は難民を受け入れようとはしないのか、そこをもっと議論をする必要を感じます。難民を受け入れ、その人が日本で活躍できれば日本の国益にもなると思います。

・ご自身の子ども時代から今に至るまでを振り返り、お話して下さった大学生と芳島さんに感謝致します。

RHEPの大学生の存在は、周りの人々にとてもいい刺激になっているのだろうなと感じました。

・日本の難民認定率を上げるには、どのようなことをしていくのが良いでしょうか?知る、伝えるということの具体的な内容について率直なところを知りたいと思いました。

What a beautiful world if people learn to love more. Our guest speaker discussed her journey and difficulty in her country.  But the beauty after all the struggles she was welcomed here in Japan.  With the warm love and support of Japan community  their sorrows turned into joy and now hoping for a better world.

 

 

芳島昭一からあなたへ

 

このたびは昨年に引き続き、難民問題についてお話しさせていただける貴重な機会を頂戴し、誠にありがとうございました。

今回は難民の背景を持つRHEP学生からのお話しもあり、より深く難民問題について考えていただける機会となったかと思います。

 

また、大変温かなご寄付をお寄せいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

頂戴しましたご寄付は難民支援の現場に間違いなくお届けいたします。

 

今回を含め、皆さまからは継続的にご支援いただいておりますが、

皆様からのご寄付は、窮状に置かれている難民の方々が前を向いて生きていくための大変大きな力となっております。

今後ともお力添えいただけましたら大変ありがたく存じます。

 

ところで、「日本の難民認定率を上げるには、どのようなことをしていくのが良いでしょうか?

知る、伝えるということの具体的な内容について率直なところを知りたいと思いました。」とのご質問をいただきありがとうございます。

 

世界的に見ても日本の難民認定率が極端に低いのはとても残念なことです。

この認定率を上げるのは簡単なことではないですが、先ずは一人でも多くの日本国民が「難民を受け入れたい。」と思うことが重要かと思います。

多くの日本国民がそう思うようになった時には国も動き、より多くの難民を受け入れるようになるのではないかと考えます。

 

そのためには、一人でも多くの方々に難民問題を知っていただくため、今回のような講演会が全国各地で開催されることも重要ですし、難民問題について知った個人の方々が、自分の周りの友人や知人、家族などに現状を話したり、

SNS等を通じて情報を発信したりして、徐々に難民支援の輪を広げていくことが必要かと思います。

 

「可能な限り難民とならざるを得なかった方々を助けよう!」と思ってくれる方が一人でも増えるよう、皆様のお力もお借りすることができれば大変嬉しく思います。

 

最後に、イベントのご紹介です。

年末に開催される大学生が主導しております以下イベントに当協会も協力しております。

ぜひご参加ご検討いただき、皆様のご友人等、周囲の方々にも広めていただければ幸甚でございます。

 

本オンラインイベントは、難民の背景を持つ登壇者から、リアルな声を聴いていただくこともできます。

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『学生とともに考える 日本で「難民」として生きること』

2021年冬、学生とともに難民問題を考えるオンラインイベントを開催します。

日本で「難民」として生活している方が直面する「教育」と「法」の2つの課題から、若者がどのように関わり、変化を起こすことができるのかについて考えます。

第一部では、難民の背景を持つ2名と学習教室を運営する学生2名をお招きし、経験をまじえながら日本における教育支援について議論を交わします。

第二部では、入管への面会活動を行う茨城と長崎の学生4名と移民研究を専門とする先生をお招きし、法的支援の観点から学生として活動する意義を深めます。

 

主催:Youth×UNHCR for Refugees

共催:J-FUN Youth / CLOVER / STARs

協力:UNHCR駐日事務所 / 国連UNHCR協会

 

日時:20211226()

第一部 10:0011:30

第二部 14:3016:00

場所:zoom ウェビナーによるオンライン

申し込みは国連UNHCR協会ウェブサイトからお願い致します。

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皆様のご参加をお待ちしております!

 

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

プロフィール:国連UNHCR協会職員