『愛と平和と自由と多様性の種を蒔く / Seedfolks of Love, Peace, Freedom and Diversity

 

20203月、新型コロナウィルスの影響を世界中が受ける中で、毎日を健康に希望をもって生きていける知恵を出し合い、お互いへの思いやりを大切に、こころとからだを健やかに育て合っていく必要を実感します。

 

一人ひとりのメッセージやお話、仕事やライフワークについての志と実践、社会課題や地域課題への取り組み、家族や友人との繋がり、食や栄養や睡眠や運動についての情報、心を豊かにする芸術、写真や本や音楽や映画の紹介、国内外で種を蒔き続ける人の紹介など、それぞれの声を聴き合えるコーナーをスタートしました。




#452 2023528

 

岡本幹子からあなたへ

 

527日開催:『第8ROUDOKUプロジェクト~多様性を聴き合う&感じる』のご報告

 

皆様こんにちは

 

第8回ROUDOKUプロジェクトについて報告します。

 

今回より私、岡本幹子がプロジェクトリーダーをさせていただくことになりました。

 

不慣れでドキドキすることばかりですが、皆様との出会いを楽しみに頑張っていこうと思います。

 

参加してくださる皆様が選ばれた作品を通して、作品の持つエネルギーとともにお一人お一人のその時の心情などを互いに理解し、共感する温かい場になればいいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

今回は、人の生死、生き方、個人の尊重など人間性に関わる内容が集まりました。終わらぬ戦火、経済不安、多発する犯罪、各地で起こる災害など、常に不安な国内外の状況があります。でも皆様の生の声、言葉の中に優しさと力強さを感じ取ることができ、こうして人が顔を合わせて語り合うことこそが新たな希望を生むと再確認して、とても満たされた気持ちになりました。

 

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

◆参加者:7

 

◆ドネーション額:20,000

AMDA社会開発機構ネパール事業に20,000円をご活用いただきます。

 

◆参加者のお声

 

・戦争・平和・生・死など様々な価値観に触れて有意義なひとときでした。

・それぞれ深い話を聴かせていただきました。ありがとうございました。

・それぞれ選ばれた本やその背景までお聞きし、深く感動しました。人として、どのように悲しみや人に向き合うのか、戦争と平和、生と死に向き合うのか、考えるヒントをたくさんいただきました。

・お一人おひとりのROUDOKUに人間性を感じ、希望をいただきました。

・皆さんが紹介して下さる興味深い説明を聞き、あらたに感じさせられた事や知った事があり、有意義で楽しい時間でした。

 

◆参加者の朗読作品名:

・「一個人~失業の人」黄佳イー、・「風に立つライオン」さだまさし、・「旅する木馬」牡丹靖佳、・’The New Consciousness is Dawning~Tree of PeaceAthena MARINI ・「アヴェマリアのバイオリン」香川宣子、・「大往生」永六輔、・「悲しみの秘義」若松英輔

 

 

プロフィール:blue earth green trees ROUDOKUプロジェクトリーダー、元養護教諭、現在特別支援教育サポーター

種を蒔く:#441 422 364 344 313




#451 2023520

 

天沼耕平からあなたへ

 

いつも大変お世話になっております。

国連UNHCR協会の天沼耕平です。

気づけば春が終わろうとしており、夏の気配が近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

さてこの度、「難民・避難民の皆さんと進むプロジェクト」の直近約2か月の距離が「9304.834km」、第1回から合わせた距離は「163,160.036km」というご報告をいただきました。

皆様の共感と支援の輪を広げるあたたかいご協力と連帯に、改めて深く御礼申し上げます。

 

20234月、スーダン首都ハルツームでスーダン軍(SAF: Sudanese Armed Forces)と準軍事組織である即応支援部隊(RSF: Rapid Support Forces)の間で激しい戦闘がぼっ発し、多くの犠牲者が出て、故郷を追われる人々が増え続けています。

https://www.japanforunhcr.org/news/2023/what-happening-Sudan

日本では、邦人退避のニュースがいつも大きくとり上げられていますが、ぜひこの機会にスーダンで何が起きているのか目を向けてみてください。

また、この地域に限らずですが、いわゆる難民問題の複雑なところは、難民を発生させている国が一方で難民を多く受け入れている国でもあるということです。

現在、スーダンからは、エジプト、中央アフリカ、南スーダン、エリトリア、エチオピア等周辺国に逃れる人々はいますが、それら周辺国から逃れてくる人々も多数いるのです。

また、周辺国だけが難民を受け入れ、遠く離れた国が何もしなければ、そのエリアは疲弊し問題の解決に結びつきません。

 

こういった状況を打開するために2018年に国連総会で採択されたのが、「難民に関するグローバル・コンパクト」という新しい枠組みです。

https://www.unhcr.org/jp/global-compact-on-refugees

世界中で手を取り合い、できることは何かを様々なセクターの人々が考え行動していく。

まさに今の日本ができることが何なのか、これからも一緒に考えてアクションを起こしていくことができれば幸いです。

 

世界中で混乱が続くなかで、皆様のご協力をさらに心強く感じております。

今後ともお力添えのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

皆様に良き夏の日々が訪れることをお祈りいたします。

 

プロフィール:国連UNHCR協会職員

端を蒔く:#432,414,391, 379, 345, 333, 322, 308, 293, 269, 258, 245, 238, 217, 203, 192, 183, 172, 162, 146, 141, 127